ここでは、2018年12月26日水曜日に発売の週刊少年マガジン第4.5合併号の、五等分の花嫁 67話の最新話のネタバレと感想をお伝えします。
五等分の花嫁 66話では、五つ子を見分けるコツは愛情だとおじいさんから教わりました。さて、五等分の花嫁67話ではどのような展開を見せるのか!?
五等分の花嫁67話のネタバレ
ためらい
足の傷を見つけ、フータローへなぜあんなことを言ったのか問いただす五月。
その前に、と五月の姿を借りて言ってしまったことを三玖はあやまります。お爺さんがそばにいたのは言い訳で、三玖として言うことができなかったと言います。
三玖がフータローを好きだとこの時はじめて知った五月は、それどころではない様子。
教師と生徒の関係なのに、と恋話のほうが気になるようです。
三玖はそんな五月に自分の気持ちを吐き出します。
自分に自信がもてなかった彼女は、チャンスを得るためにフータローとはかえって教師と生徒の関係でいたかったようです。
生徒の中で1番になればいい。
しかしその希望は消えてしまい、このまま教師と生徒の関係では「フータローと三玖」の関係は変わらないと考えたため行動に出たようでした。
答え合わせ
一夜あけて帰り支度を始める一行ですが、三玖の姿が見えません。
五月は三玖の気持ちを打ち明けられた時に、最後にフータローに会って欲しいと頼んでいました。
旅館の一室でフータローと答え合わせを始める三玖。
自分から名乗ろうとするのをフータローは止めます。
結局5つ子を見分けることができなかったものの、せめて偽五月だけは自分で暴く、それが今示せる覚悟だと言います。
演技力やペディキュアの落とし忘れなど、本物の五月との違いから消去法で正体を絞っていきます。
残るは一花と三玖。しかしその差をフータローはまだ見つけることができていませんでした。
味方である五月もフータローには難しいと考えていましたし、そうそう都合よくはいきませんでしたね…。
しかし投げ出すわけでもなく、最後までできることをやろうという姿勢が5つ子を大事にしているのがわかります。
ゆさぶり
このまま終わらせるわけにはいかないと、フータローはギリギリまで足掻きます。
自分の名前を呼ばせてみたり歴史のクイズを出してみたりしますが、三玖のほうもそう簡単にボロを出しません。
こんなことは意味が無い、と諦めている三玖。
最後に五月のことをあえて一花のように呼ぶことで、わざとフータローに間違えさせます。
じゃあ私もう行くね、と一花のふりをしたまま彼女は立ち去ろうとします。
三玖
やっと当たったと安心するフータローですが、帰ろうとする後ろ姿を見て彼は「三玖か?」と思わず口にします。
なぜなのか理由があったわけではなく、一瞬そう見えたんだと言うフータローに、三玖は駆け戻って抱きつきます。
零れそうだった涙は消え、ようやく三玖の笑顔が見れました。
「一つ聞いてもいい・」
と、当たったことに呆然としているフータローに三玖が聞きます。
5つ子それぞれ悩みを抱えていた旅行。
三玖が何に悩んでいると予想していたかという質問に、フータローは恥ずかしがって目を反らします。
考えていたのは、「バレンタインを返していないことに腹を立てている」ということでした。
以前に贈ったものを、ちゃんと特別なこととして記憶していた彼に、嬉しそうな三玖の笑い声が重なります。
教師と生徒という関係は変わらない、けれどその中でも確実に進展しているのを再確認する三玖には、「どうせ私を見つけられない」という諦めはもうありません。
五等分の花嫁67話の感想と考察
姉妹が恋のライバルでもあり、途中で板挟みになって苦しいシーンもありましたが、五月のような反応があるとほっとします。
そして偽五月の正体当てでの駆け引きがとてもよかったです。
表面的なことならわかるのに、なかなか核心をつけないフータロー側の焦りも、当ててほしいし当てて欲しくないという三玖の複雑さも旅行編のクライマックスにぴったりの緊張感でした。