漫画村が閉鎖されて、漫画が無料で見れなくなった、漫画村難民も多い事かと思います。
そこで、気になるのが漫画村の後釜サイトの存在ですよね。
実は、漫画村の後釜と呼ばれるサイトは5つあると言われています。
ここでは、漫画村の後釜サイト5選と、その安全性につていて。そして、無料で合法的に使えるサイトを9つ紹介します。
目次
漫画村の後釜サイトと呼ばれている、海賊版サイト5選
そもそも漫画村とは?
「漫画村」は2016年から開始した誰でもネット上で漫画が読める閲覧サイト(海賊版)で、著作権者に無許可で書籍を載せている違法サイトです。
はじめは利用者も少なく特に目立ったサイトではありませんでしたが、2017年に同じ海賊版の漫画閲覧サイトであるフリーブックスが閉鎖してからは、フリーブックスの代わりとして話題になり始めました。
口コミやツイッターなどで急激に広がり始め、2017年12月にはなんとアクセスが1億PVを突破しました。
出版社で協議がなされ、漫画家、有名人等も漫画村についてコメントするようになり、民間のニュースでも取り上げられました。
そしてさらに噂が広がり2018年3月、遂に漫画村へのアクセス数があのツイッターを超えました!
その頃、政府は漫画村をアクセスブロックする可能性があると発表します。
実際にアクセスブロックはされませんでしたが、政府にそのような発言をさせたことで世間を驚かせました。
そしていくつかの電子書籍の販売サイトからの報告により、著作権を侵害したとしてGoogleでの検索結果から漫画村が削除されるようになりました。
また2018年4月には漫画村へのアクセスが不可能となり、閉鎖となりました。
しかしそれからも第二の漫画村、漫画村の後釜として様々なサイトが出現してくるようになります。
漫画村の後釜サイト1 漫画シティー
漫画村が閉鎖した後は漫画タウンが出てきましたが、すぐに閉鎖となり次は「漫画シティー」が登場しました。
ツイッター上ではサイト名に対するツッコミやすぐにまた潰されるなどのコメントが書かれ、話題となりました。
漫画村公式ツイッターと名乗るアカウントが「漫画シティーにリニューアルしたよ」と発表していましたが、フォロワー数や発言回数が少なかったことから、ただの別人なりすましの可能性が高いです。
今、漫画シティーのドメインはザリガニデザインオフィスという漫画とは全く関係ないところが取得しています。
どうやら面白そうだからノリでドメインを取っただけのようです。
最初はアクセス数がかなりあったけど、みんな1回2回の訪問で終わり、時間とともに減っていったとのこと。
そして別アドインの漫画シティーという他サイトもありますが、別に無料で漫画が読めるわけではなく、漫画情報アプリと書いていながら、勝手にアダルトサイトに飛ばしてしまうもののようです。
漫画村の後釜サイト2 漫画カントリー
次は「漫画カントリー」という名前でツイッターの公式アカウントが登場しました。
画像は漫画村のキャラクターの「らりっくま」です。
しかしこちらもフォロワー数が少なく、しかも公式と名乗っているアカウントが複数もあったので、ほぼいたずらかと思います。
そして漫画カントリーで漫画を読んだというような情報がほとんどありません。
漫画カントリーらしきドメインが今現在もありますが、中身は合法で漫画が無料で読めるサイト(きちんと著作権側に許可を取っている)の紹介のようで、漫画村のように違法で漫画をサイトに載せているものとは違います。
漫画村の後釜サイト3 漫画村-山頂-
今度はツイッター上で「漫画村-山頂-」サイトがあるとの噂が流れました。
しかしこちらは幾人かがデマカセを流して、みんなの反応を楽しんでいるだけのいたずらだったようです。
こちらもサイトで漫画が読めたとの確かな情報はありません。しかし漫画村-山頂-というアプリは存在していたようです。
インストールした人の反応は漫画が読めないとのレビューがほとんどです。こちらのアプリは危険なので見つけても触れない方がよろしいかと思います。
漫画村の後釜サイト4 漫画ワールド
今も「漫画ワールド」というサイトは存在します。
しかし漫画村のように無料で全部読める違法サイトではなく、合法の漫画無料試し読みサイトをまとめた内容のようです。
そしてこのサイトと関連性があるのかは分かりませんが漫画ワールドのアプリもあるようです。
こちらのアプリ、まず評価が2となっておりかなり低いです。
そして読めない、だまされたというレビューと星5つの高評価レビューがちらほらあります。
多分、総合評価の低さから見て星5つはサクラさんではないでしょうか。こちらも触らない方が良いアプリかと思われます。
漫画村の後釜サイト5 漫画塔
遂に漫画村と酷似した「漫画塔」というサイトが出現しました。
こちらは漫画村キャラクターの「らりっくま」も登場しており、漫画村と同じ運営者のものかな?とも考えられます。
しかしツイッターの公式アカウントの日本語が外国人が書いたようなちょっと不自然なものだったり、漫画村と構成やビュワーが異なっていたことから、漫画村運営者とはとは別?とも見えます。
真偽は定かではありません。内容は漫画が何千とアップロードされており、誰でも無料で閲覧できる状態になっていたようです。
もちろん無断掲載の違法サイトです。2018年10月9日にヤフーニュースで取り上げられてたちまち有名になりました。
時を同じくして漫画村の運営者が特定されたというニュースが流れました。
運営者がそれを見て慌てて閉鎖したのかもしれませんね、もしくは何らかの方法で潰された可能性もあります。同じ日の夜には漫画塔のサイトにはアクセスできなくなりました。
漫画村の後釜サイトの安全性は?
先ずほとんどのサイトが漫画村のように無料で漫画が全部好きなように読めるようなサイトではありませんでした。
そして今や実在していないサイトもあり、漫画村の後釜サイトとして定着したものはありません。
もし漫画村や漫画塔のように無料で漫画が全部読めるよ!と甘い言葉を囁いている海賊版サイトがあればかなり危険をはらんでいると見ていいと思います。
同じような内容でアプリ紹介をしているものもインスールはしない方が良いでしょう。
もしかしたら漫画村のように強制マイニングされたり、勝手に個人情報を抜きとられたり、危険なコンピューターウィルスに感染されてしまう場合だってあるかもしれません。
そのような危険を冒すよりは合法サイトか書籍を買うのが一番安全ですよね。
また合法サイトにもたくさんのお得なサービスがあります。
次に漫画村の後釜でも、合法で無料で読めるサイトをご紹介します。全てが無料というわけではないですが、ポイントや無料期間を利用する事で、漫画が無料で読めます。
漫画村の後釜として合法に安全に利用できるサイト9選
U-next
U-nextといえば動画配信サービスで有名ですね。月額1990円(税抜)で膨大な動画を見ることが可能です。そしてU-nextではなんと電子書籍も取り扱っています。
動画メインで書籍は大したことないんじゃないの?と思いきやかなり使い勝手の良いサービスです。先ず試し読みできる書籍が多くあります。
雑誌は何と全て読み放題です!太っ腹ですね。そして31日間の無料体験期間があり、その際に600円分のポイントがいただけます。
そのポイントを使って最新刊を無料で購入することも可能です。体験期間が終わり、その後も辞めずに登録し続けると毎月1200円分のポイントがもらえます。
そのポイントで漫画を買うことができますね。そして動画見放題ということは、つまりアニメも見放題ということです!※一部レンタル作品は有料になります。
アニメを見てると時たま「これ原作はどんな感じなんだろう」なんて原作が気になってくることありませんか?
U-nextだとアニメ、漫画のどちらも見られるのでさらに楽しみが増えますね。
以下、U-nextで取り扱っている漫画の例です。
- 進撃の巨人
- 転生したらスライムだった件
- キングダム
- 僕のヒーローアカデミア
- 春待つ僕ら
- ゴミ屋敷とトイプードルと私
- 外面が良いにも程がある。
FOD
FODは、フジテレビの公式の動画配信サービスサイトです。
Amazon決済で無料登録をすると、無料体験期間が付きます。さらに、無料期間中に最大1300ポイントを貯めて、漫画を無料で読むことができます。
FODのメリットは次の通りです。
- 無料期間中に、最大で1300ポイントがもらえる。※1
- 漫画を購入しても、20%分ポイントが還元される
- 月額利用料が安い。888円
こちらを利用する事で、フェアリーテイルがおよそ3巻分が無料で読めます。
デメリットとしては、1300ポイントが一括で入ってくるわけでは無いという事があげられます。
とはいえ、待っているだけでポイントがもらえるので、特に気にする事もないでしょう。
※1:FODは8のつく日(8日・18日・28日)に400ポイントが無料でもらえます。初回登録時に100ポイントがもらえます。(400×3)+100ポイント=1300ポイントが無料でもらえます。
ようするに、無料期間中に最大1300ポイント分の漫画を無料で読むことができるという事です。
コミックシーモア
コミックシーモアの運営元はNTTのグループ会社で、2004年から開始した漫画サイトです。
コミックの品ぞろえはかなり豊富です!目立った特徴としては女性ユーザー約70%と多く、女性がとても使いやすいサイトになっています。
トップ画面にアダルト系が出にくかったりと女性への配慮を感じます。
また新規登録のときに半額クーポンがもらえたり、他に色々なお得クーポンがあります。
読み放題プランは700円と1400円(税抜)と2種類あります。月額ポイントコースでは支払う金額によってポイントが+10~30%ほど付与されるのでお得ですね。
デメリットとしてはサイトやアプリが使いにくいなどの感想もあるようです。
以下、コミックシーモアで取り扱っている漫画の例です。
- コウノドリ
- たっぷりのキスからはじめて
- 初めて恋をした日に読む話
- ハニーレモンソーダ
- ありふれた職業で世界最強
- 約束のネバーランド
- 盾の勇者の成り上がり
スキマ
スキマは株式会社TORICOが運営しています。大企業ではありませんが2005年から電子書籍サイトを幅広く運営している老舗会社です。
メリットとしては最後まで読める無料漫画があるというところですね。きちんと作者、出版社側からは許可を得て著作権者にも利益を分配しているとのことなので安心です。
また無料試し読みだとこれからどうなるの!というところで「はい、お終い」ということがほとんどなので、最後まで読めるのはとてもありがたいですね。
無料の漫画にも2種類あり、「全話誰でも無料」(無条件でいつでも読める)と「待てば無料」(1日1話のみで24時間待てば続きが読める)があります。
そして月額480円(税抜)のプレミアム会員に加入すると、「待てば無料」の漫画が読み放題、そして通常は出てくる広告も表示されなくなります。
デメリットとしては漫画のラインナップがちょっとマイナー?というのと、漫画をダウンロード保存できないので、ネットがつながっていないと読めないという点でしょうか。
以下、スキマで取り扱っている漫画の例です。
- カランコエ
- 静かなるドン
- 将太の寿司
- ザ・シェフ
- BTOOOM!
- エンジェル日誌
- ナース・ステーション
まんが王国
まんが王国の運営会社は東証1部上場企業の株式会社ビーグリーです。2006年から開始された老舗サイトです。
大きなメリットとしては無料で試し読みができる漫画が豊富というところでしょう。2500作品以上あり、ページ数も何十~何百ページと読むことが可能です。
月額コース(300~10,000円(税抜))でポイントをもらって本を購入するシステムとなりますが、登録せずに無料で試し読みだけでももちろんOKです。
ポイント付与サービスや割引などのキャンペーンが頻繁にあり、10~30%の割引などもよくあります。
デメリットとしてはPCやスマホに漫画を保存できないという点ですね。
全てストリーミングで読めるのでスマホの容量を圧迫しないというメリットにもなりますが、データーを自分の手元に残しておきたいという人もいるかと思います。
その他に作品数が他のメジャー漫画サイトに比べて少ないという点も挙げられます。
以下、まんが王国で取り扱っている漫画の例です。
- 名探偵コナン
- トリコ
- ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~
- ギフト±
- 天は赤い河のほとり
- コーヒー&バニラ
- 神様はじめました
eBookJapan
eBookJapanは2000年から開始し、運営は東証1部上場企業のイーブックイニシアティブジャパンです。
2016年にヤフーのグループ会社となり、eBookJapanは2018年10月からヤフーとの共同運営となりました。
バックにはあのヤフーがいるので、安全面ではまず問題ないでしょう。
メリットとしては漫画の品ぞろえが豊富!という点にあります。メジャーなものからマニアものまで何でもあり、「昔懐かし昭和の名作まんが」など面白い特集もあります。
また、まとめ買いやセールがかなりお得で、20~75%オフセールなんていう時もあります。
そして本棚表示にこだわりがあり、実物の本棚のように背表紙がずらっと並べられている画像は他のサイトとは一味違っています。
本棚に漫画を敷き詰めたくなる欲求に駆られますね、シリーズ全巻揃えを目指してしまいそうです。
デメリットはあまり無いのですが、しいて言えば本のレビューが少ないという点が挙げられます。
以下、eBookJapanで取り扱っている漫画の例です。
- NARUTO
- 鉄腕アトム
- 賭博黙示録カイジ
- 乙嫁語り
- 3月のライオン
- ばらかもん
- 中学聖日記
BookLive
BookLiveは2011年に開始され、運営は株式会社BookLiveがしています。
親会社は東証一部上場企業の「凸版印刷株式会社」でとても安心感がありますね。
メリットとしてはTポイントが使えるというところ、これはTポイントをためているという人には嬉しいですね。
そして何かトラブルが起きた時にサポートがしっかりしているという声も多いです。
新規登録した時には何と50%オフクーポンがもらえ、毎日回せるガチャでクーポンももらえます。
品ぞろえもとても豊富で漫画だけでなく一般書籍もオールマイティに取扱いしています。
本棚、アプリ機能が物足りないという口コミもありますが、基本的機能はきちんとに揃っており正にオールマイティなサイトといえます。
以下、BookLiveで取り扱っている漫画の例です。
- ジョジョの奇妙な冒険
- ワールドトリガー
- ゴールデンカムイ
- フリーライフ ~異世界何でも屋奮闘記~
- ちはやふる
- 灰と幻想のグリムガル
- ドメスティックな彼女
DMM 電子書籍
DMM 電子書籍はビートたけしやローラがCMをしていました。運営は株式会社DMM.comで、非上場ですが売上は大手IT企業並みという会社なのでサイトとしては安全性が高いですね。
メリットとしては50%還元セールの内容がすごい!ということ。
年に何度もあり、なんとメジャーな漫画作品(ワンピースや名探偵コナンなど)も対象となります。
しかも買ってすぐにポイントが付与されていき、ポイントを使って漫画を買ってもまたさらにポイントが付与されます。
サイトやリーダーの使い勝手はまあまあといったところですが、この割引セールがとっても良いですね。
以下、DMM 電子書籍で取り扱っている漫画の例です。
- HUNTER×HUNTER
- 犬夜叉
- ゴブリンスレイヤー
- ちびまるこちゃん
- ガラスの仮面
- 冴えないリーマンとヤンキー女子高生
- ポンコツンデレな幼馴染
電子漫画【コミなび】
コミなびは2006年から始まり、運営は東証一部上場の株式会社メディアドゥホールディングスのグループ会社である株式会社メディアドゥがしています。
最初に月額コースに加入し、もらったポイントで漫画を購入するシステムです。
メリットとしては低額コースのポイントボーナスが他よりも多めにもらえるという点にあります。また2コース選ぶとさらに+100ポイントがつくというサービスもあります。
またアプリにはダウンロードしながら読める機能があり、一刻も早く読みたい!と言う時にはとても良いですね。
縦読みと横読みのどちらにも対応していて、スマホで読む人には嬉しい機能です。本当にコミックしか取り扱いがないので漫画のみでOK!と言う人には使いやすいサイトだと思います。
デメリットとしては大手と比較すると作品数は少なめだったり、レビュー機能がないといった点も挙げられます。
以下、コミなびで取り扱っている漫画の例です。
- 銀魂
- 七つの大罪
- 聖☆おにいさん
- ザ・ファブル
- 私たちはどうかしている
- おこしやす、ちとせちゃん
- 恋のツキ
まとめ
これまでに、漫画村の後釜サイトを5サイト紹介しました。
海賊版サイトは、漫画を無料で読めるとはいうものの、その違法性が問題になったり、ウイルス感染やマイニングのリスクなども孕んでいます。
今後、閲覧者にも罰則が課される可能性も無きにしも非ずなので、やはり合法的に漫画を読めるサイトを利用される事をお勧めします。